平屋の魅力とメリット・デメリット

この記事では我が家も採用した平屋について、魅力やメリット・デメリットを紹介します。
この記事を読んでいるあなたにも平屋の魅力が伝われば嬉しいです。

平屋とは?

説明不要な気もしますが、平屋とは「LDKや水回り、居室などの生活空間をすべて1階に詰め込んだ1階建の家」になります。

家を建てるなら2階建てという先入観がありましたが、ハウスメーカーの営業によると最近は全世代で平屋が人気になっているようです。

平屋のメリット

コンパクトな間取りが作成可能

平屋は1階で完結する間取りになるため、2階建よりコンパクトな間取りが作りやすくなっています。

平家で必要のない設備としては「階段」「2階のトイレ」が挙げられ、この2つの設備を無くすだけでも約3坪の節約ができます。

生活動線がとにかく楽

平屋のメリットはとにかくこれにつきます。
すべて部屋が1階にあるため、「洗濯して干すために2階に運ぶ」「寝るときに2階に上がる」と階段の上り下りが必要なく、1階で全ての家事導線が完結します。

また、生活導線上に階段スペースがなくなることによって、キッチン・リビング・水回り・寝室などの各部屋の距離が近くなるため、家の中での移動距離が少なくなります。
ずぼらな私にとっては動く距離が少なくなるというのはとても魅力的でした。

掃除が楽

掃除はコードレス掃除機やウェットシートで行うことが多いと思います。
2階建てであれば、掃除機を持って移動する手間や、1階2階を分けて掃除するのにかなり時間がかかってしまします。
平屋であればワンフロア一気に掃除することができるので

階段のような段差が少なくなるないため、ルンバなどのお掃除ロボットが最大限生かすことができます。毎日お掃除ロボットに掃除してもらうように設定しておけば、たまに気になったところの掃除と拭き掃除をすればよく、かなりの時短になります。

メンテナンス費用が安上がり

家を建てると10年、20年スパンで外壁や屋根のメンテナンスをする必要があります。
その際に2階建ての場合は足場を組む必要があるのですが、平屋であれば足場は不要、または2階建てに比べて足場を少なくすることができるので、その分安上がりになります。

子育てしやすい

平屋にすることでコンパクトな間取りで家を建てることができるため、家族がどこにいるか把握しやすく、コミュニケーションが増えると言われています。
子供がどこでなにをしているか把握しやすいため、親としては安心して暮らすことができますね。

また、階段もないので、目を離した隙に階段から落ちてしまうといった事故の心配も必要なくなります。

老後も安心

家を検討段階では若くても、せっかく建てたマイホームには長く住みたいですよね。

平屋のメリットは何度もあげましたが、生活導線上に階段が不要なことです。
階段がないことで、特に工夫することなくバリアフリーな家を実現しやすくなります。

また、「階段の登り下りが大変なので、 2階の部屋はほぼ使ってない」という話をよく聞きます。
私の祖父母の家の2階も昔は使っていたようですが、歳をとるにつれ使わなくなっていき、今ではほぼ使われていません。

平屋のデメリット

広い土地が必要

平屋を建てるには広い土地が必要になります。
2階部分も1階に配置するので当然といえば当然ですね。

平屋を建てるには少なくても50坪から60坪以上は必要になってきます。
また、庭や駐車場も作ると考えるとそれ以上の土地が必要になってきます。

基礎や屋根の金額が高くなる

平屋は2階部分も1階にあるため、基礎や屋根の金額が高くなる傾向にあります。
しかし、メリットでも挙げた「コンパクトな間取りが作りやすい」ため、トータルの金額としては2階建と同じくらいになることが多いようです。

周辺環境に左右される

建築予定地の隣に高いマンションや3階建の家などが建っている場合、平屋は建物の高さがどうしても低くなってしまうため、採光が思うように取れなくなる可能性があります。

また、現在は隣に高い建物が立っていないが空き地になっている場合も注意が必要です。
もしかしたら後から高い建物が建つ可能性もありますからね😅

まとめ

私個人としては、広い土地が用意できて周辺に高い建物が建っていない場合は平屋も検討する価値はあると思います。

少しでも平屋について気になるという方は、ハウスメーカーで入居者宅訪問や完成住宅見学会で実際の平屋を見学してみることをお勧めします。
実際に見学することで住むイメージなどもしやすくなると思います。

この記事で少しでも平屋の魅力について伝わればと思います。

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